ウタチャンホムペ

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創作をするオタクはオフ活動をして当たり前!みたいな風潮がしんどい

うた子さん今晩は。日頃のツイートやイラスト、それから拍手返信などたいへん興味深く拝見しています。私事ではありますが、誰にも相談しようのない悩みを聞いて頂けないでしょうか?


簡潔に説明すると『創作をするオタクはオフ活動をして当たり前!みたいな風潮がしんどい』のが悩みです。 


私はオタク歴もそれなりに長いアラサー文字書きです。ただ、オフ活動をした事がありません。同人誌制作やイベント参加はもちろん、通話のたぐいも一切無いです。有り難いことに誘われた経験はあるのですが、どれも断ってきました。
洒落にならないレベルのコミュ障なので、生身の人間とまともに会話が成り立たない事。それによって辛うじてSNS上で築いていた人間関係が崩れるのが怖い事。などが主な理由です。どれくらいのコミュ障レベルかというと、アラサー時点で喪女&友達0人です。謙遜や卑屈のたぐいではないです。お察し下さい。


オンライン上で反応を貰えれば満足できるたちなので、自分がオフ活動できないことやコミュ障であること自体にさして悩みはありません。オフ活動をしてるオタクに対しても、自分は持ち得ないアクティブさへ敬意を抱いてます。素直に羨ましいなとも思いますが、決して妬みではないです。
ただ、どんなジャンルもある程度賑わい始めると、皆が一斉に通話だイベントだ同人誌制作だと動き出す風潮に、どうしても疎外感を感じてしまい、毎度毎度しんどいです。


固定の通話グループが出来上がり、人気の解釈や作品がそのカップリングのスタンダードとなって、大手作家の同人誌や大型アンソロは買って当然、オフ活動してない書き手は異端者、創作するなら本を出して当たり前…のような。うまく言えないのですが、もともと原作とカップリングを愛でることが創作の主だったはずなのに、なにもかもがオフ活動のために行われてるように見えて仕方ないのです。


通話出来なくても本作らなくても私はこのカプが好きだし物語を書きたい!!!!と胸を張って言えれば一番なんですが、今までそれなりにリプを交わしてきた人達がこぞって通話や同人誌制作で盛り上がり始めると、やっぱり身勝手にも疎外感を感じてしまいます。イベント参加予定のない自分の作品なんて需要も価値もないんじゃないか?とすら思います。


コミュ障だからと自ら避けてるのに、流行りの遊びに入れてもらえないと駄々をこねて、一方的に仲間外れにされた気になっている。そんなみっともない自分が全て悪いのは承知の上です。ただ、今回はいよいよ自分に嫌気が差してきたので、いっそジャンル移動ではなく筆自体を折ってしまおうかと強く悩んでいます。


オタクとして今後も創作を続けたいなら、オフ活動に参加できるよう努力をするべきでしょうか?それとも、界隈の交流関係を一切断って黙々と壁打ちし続ける方針に転換するべきでしょうか。気の持ちようでなんとかなるものでしょうか。
長々と雑文失礼しました。もし何か一言でもアドバイスをいただけたら嬉しいです。

 

こんにちは。

「今までそれなりに交流してた人達がいつも通話や同人誌制作で盛り上がり始める」っていうのは、逆なんじゃないか!?と思って…
何が逆なのかと言うとこれは、貴方が「そのうち通話や同人活動を始めるタイプの人とばかり交流をしている」のでは!?という意味です。

 

たまに「書き手は書き手としか交流しない!」て話を聞くじゃないですか。

これも逆だと思うんですよ、「書き手は書き手としか交流しない!」と思っている人は、主に書き手たちしか見ていないので、書き手が書き手以外の人と交流しているのが目に見えていないだけかな?と思うんです。(書き手の方が目に見えやすいからある程度当たり前のことではあるのですが、この世、目に見えるものが全てではない)

 

同じように、貴方は「本を出すほど精力的に二次創作をしている人をメインに交流している」から、世界が「創作をするなら本を作るのがスタンダード」に見えているんじゃないかなあ…と思います。

 

「創作をするオタクはオフ活動をして当たり前!」なんて、私は感じたことないなあ。わたくし事ですが、ジカプかいてる人が漏れなく全員オフ活動してたら私もひとりで新刊カード50枚集めようとか思わないんだが…?

(注釈 ※勿論ジカプでオフ活動をしていらっしゃる方も沢山おられます!が、インターネット上でジカプを描いている方全員がオフ活動をしているわけではない。という意味。新刊カードは「カップリング人一丸となってみんなで集めよう♡」と呼びかける企画などはいろいろ大変そうだなぁ。と怠り、私がひとりで勝手に集めました。)

その作品が好きな人(FAN一層)の中で、その作品の二次創作を見ようとするのは、FANの中の一部の人(二層)ですよね。さらに、二次創作をしよう!と思って実際に作って発表する人(三層)はさらに少ない。そして、二次創作の本まで発行しようとする人(四層)はFANの中でもごくごく一握りの人間だけ。基本的にはこの構造のはず。

特に今はこんな世の中だし、四層がかなり薄くなってると感じます。私はね…。 

 

孤独は己を高めてくれるので、交流断ち切るのはいいかもしれません。でも、意外とクソ楽しいかもしれないのでオフ参戦もいいかもしれません。webオンリーから始めるとかでもやりやすそうだし。

しかしながら今のまま他人と交流はしたい、オフ活動をしたくない、疎外感を味わいたくない。という条件を達成するなら、本を出しそうな人のSNSは見ずに、本を出さなそうな人(二層・三層)と交流をするというのはどうでしょうか?

いずれにせよ「そのうち通話や同人活動を始めるタイプの人以外」が居るということを実感し、視野を広く持つことが大事かなあと思います。エンジョイ!