ウタチャンホムペ

たまに質問に答えたり、絵を描いたりします。リンクフリーです。いつもはここにいます→ツイッター@uta914

【追記あり】どうしても評価が気になってしまう。評価依存をやめるには?

 

うた子さんこんにちは。一週間くらい前に評価が気になってしまう拍手を送った者です。(たくさん居た中の一人です)

※他の方の返信を見て、自分のために書いたらいいことや、自分の原点に戻ってみるなど、なるほどそういう方法があるのか、と思って自分も考えてみたんですけど、やっぱり苦しくなってしまいました。

小説を書いてる時はとても楽しいんです。でも、Pixivに上げた途端、「自分」から「他者」のために変わってしまうんです。どうしても自己顕示欲が出て、ブクマ数を気にしてしまいます。

元々、私が投稿を始めたのは、「せっかくできたのにもったいない」からで、そこまでは良かったんですけど、「見てもらいたい」「幻覚を共有してもらいたい」「誰か一人に届けたい」などの欲望が出てきて、ついにはブクマ数を異常に気にするようになり、投稿した日は一日の間、何度も確認してしまうようになりました。

書いてる時は一番の読者は私なんです。でも投稿したら見えない読者を探してしまう。喜んでもらいたくて、他者を求め続けてしまう。これって依存なんですよね。

形で見える評価を気にしてしまうのは、私がどこか寂しいから、認めて欲しいからなんだと思います。人と比べて醜い嫉妬までして、あの人はあんなに評価があるのに、私は……と勝手に落ち込んでしまったり。

何度も辞めた方がいいのかもしれない、と思ったことはありますが、やはりもったいない精神と人に見てもらいたい欲望で作品を上げ続けてしまいます。

私のジャンルはアニメが終了してやや衰退してきた漫画のジャンルなのですが、固定ファンやよく見かける人や、私の自カプを好きだと言ってくれる人、ごく稀に感想を言ってくれる人が少なからず居ます。

数は少なくなっても、見てくれる人がいるならと書き続けてきました。その人達がいるのはとても嬉しいんです。でも他の人や絵描きの人で、評価をたくさんもらえているのを見ると苦しくなってしまうんです。

あの人はあんなに評価と感想をもらえるのに、と思うと嫉妬してしまいます。他の人の小説も読めなくなってしまいました。

一度距離を置いた方がいいんでしょうか。それでも私は書き続けてしまうだろうし、やはり評価を気にしてしまうんだろうな、と思って悩んでいます。依存してしまうのをやめるには、どうしたらいいでしょうか?良ければ返信を下さると嬉しいです。

 

 

※他の方への返信

utap.hateblo.jp

 

評価されたいという気持ち、断ち切る必要…なし!!!!

いつも言ってることと矛盾してるやんと思うかもしれないですけど、評価が大好きな人は評価を求めればいいんですよ。

別に評価を求めることは浅ましいことでもなんでもないので、そっちに舵切りすればいいんですよ。(なんかインターネットって承認欲求をちょっと小ばかにする風潮あるよね。あんまよくないと思うんですが。)

だから、評価への依存をやめるために苦しむんじゃなくて、より評価される作品作りを模索するために苦しんだほうが建設的なんじゃないでしょうか?いやどっちにしろ苦しむんかいと思ったかもしれないですけど、苦しむよ。評価がどうでもよくたってどうせどこかで苦しむ。作品づくりとか。

だから、どこで苦しむか…というか、自分に向いている苦しみを探すのが、いいと思います。

今は執筆する時に「自分が楽しい!一番の読者は自分!」という意識で、読んでくれる人のことをあまり考えず好きに書いてるとのことですが、せっかく既に読者が居て感想をくださっているのだから、他人から見た自分の小説の特によいところはどこか?を知ることが出来る。読者は何を求めているのか?より読んで貰うためにはどうすればいいのか?宣伝方法は?読んで貰いやすいタイトルは?を、考えることが出来る。読者のために!書く。

既存の読者ではない、見えない読者を探しているなら、見えない読者が求めているのは何か?ピクシブに投稿しているのだから、ランキングを見ることが出来る!大衆が求めているのは何か?をリサーチする。そういう風に舵切りしていって、ランキングを上げるゲームをしたほうが、貴方にとってよっぽどよい苦しみな気がする。

 

ランキングを見てみましょう!

見ました?

何が人気だったかな。共通点、ありました?

 

ランキングを見て、もしかしたら「人気の◎◎ジャンルじゃないと駄目なんだー」とか「××パロじゃないと駄目なんだー」とか、思ったかもしれない。そして、そんなの自分の作風じゃないよ!書きたくないよ!て思うかもしれないですけど、そうじゃなくて、自分の書きたいものを、どうやって皆の見たいものでラッピングするか?包むにはどんなオブラートがいいか?それを、ランキングの人気作品(みんなが読みたいもの)を研究することで、掴むことが出来る。

もしかしたら質問者さんが激熱信者が沢山いる性癖トガリネズミなのかもしれないけど、そういうトガリネズミでも”大勢の人に”読んで貰う努力が絶対に出来るはず…と思うんですよ。ここまで書いて、「いやべつに……万人受けするいちゃラブしか書きませんが?」とかいう作風だったらおもろいな…自分がちょっぴりトガリネズミだからトガリネズミ側の視点で書いちゃった…照 でも、いちゃラブでももっと読んで貰う努力は色んな方面で出来るはず!!!!多分。

今、読んで貰う努力、してますか!?ちょっと照れる…とか、承認欲求…はしたない…とか思って、やってないんじゃない!?

①作品をどうパッケージ・ラベリングするか?どの層に、どうアプローチするか?

②作品をどう変えていくか?自分の好きなものをどれくらい薄めれば(大衆向け化させれば)読んで貰えるか?薄め液の割合は?(薄目すぎると無味無臭になる)もしくは、もっと濃くしたほうがいいのか?割合を濃くして好事家にアプローチするか?

などなど

貴方の作品を知らないので、どういう風なアプローチが有効かはわかりませんけど、絶対今より評価を得るために出来ることがあると思う。

つまり私が言いたいのは、評価が欲しい自分を駄目だ!とか思わずに、どうすればより評価が貰えるか?を考えて努力するのもありなんじゃないですか?ということでした。

 

 

 

※以下、”オブラートに包む”のたとえ話をしようとしたら、何故かうんちの話が多めになってしまいました。(わたしにもある、せっかく書いたのにもったいない精神)

 

============ここから別に読まなくていい==============

 

例えば……私がめちゃくちゃ好きなシチュエーションって、配信とか聞いてくれてる人は知ってると思うんですけど、なんかまあその、切断……達磨……うんち……みたいなヤツなので、純度100のまま小説にしてお出しして、私が「なんでこれが10000ブクマ付かない!?最高のシチュエーションだろうが!!!!」て暴れても、……まあ……はぁ………そうですね…。じゃないですか。私が名のある字ウマだったら可能なのかもしれませんけど…江戸●乱●とか……。でも●歩じゃないので……。いやさすがの●歩でも、うんち描写までしてたら、芋虫も多少は部数減ってたんじゃないかな…どう思いますか?鷲尾少将。(部屋を貸してもらった上にそんなこと聞くな)あんまり生々しくないっていうか、綺麗ですよね芋虫は描写が。

で、どうしても切断が書きたくて、そんで全人類に読ませたいと。じゃあどうする?自分は切断の何が好きか?と分解する。で、例えば自由を奪われている感じが哀れでカワイイ。というのに萌えているとすると、手足を切る必要はないわけですよね。拘束とかでいい。拘束ならちょっと読んで貰える人が増えそうですよね。なんなら一般的な萌えポイントなのでは?外したネクタイで拘束するみたいな…なあ!?

切断の魂を持って拘束を書けばマスのフリして切断を内包することが出来る。

スカトールっていう匂い成分みたいなのがあるんですけど、これってうんちから採れる成分なんですよ。すごく臭い。でもこれをめちゃくちゃ薄めると、お花の香りになる。なので、薄めて香水とかに使われています。(本当だよ!)

スカトロの魂を持って香水を作ればマスのフリして人々にうんちの匂いをかがせることが出来る…!

きょうはうんちの話がめちゃくちゃ多いな…。助けて……。

 

============ここまで別に読まなくていい==============

 

【追記】

評価依存の者です。返信ありがとうございました。本当に嬉しかったです。
自己分析が抜けているということで、考えてみたんですが、純粋に弱小文字書きだからという結論になってしまいました。穏やかなジャンルなのでブクマ数自体少ないんですけど、私は17件で他の人は30件くらいだったりするんですよね。確かに性癖は濃いんですが、普段は甘々を書いているんです。でも評価は少ない。
パッと見た感じ何が違うのかな?と思って比べてみると、大体が文字数なんです。私は4000字くらいのを投稿していて、他の人は1万字くらい。でも文字数って努力で伸ばせないですよね。(めちゃくちゃ頑張ったらできますが)(1万字は書こうと思えば書けます)
中身はまだ閲覧できてないから分からないんですが、私は今のジャンルで四年くらい書き続けていて、固定ファンも居るのに関わらず、評価は二分の一。投稿数自体も二百件くらい書いてます。なのにこれ以上を求められるとめちゃくちゃ頑張らなくちゃいけない。それもそれで苦しいです。でも、良い苦しみ方があるのかな……と思います。
文章を書くことは嫌いじゃないし、大好きなんですけど、今まで続けられてきたのは気楽に投稿していたからかな、と思います。頑張らずに書いたのが続けられた理由だと思います。
一度真剣に書いてみるのもいいかもしれないですが……より苦しくならないかな、と不安です。辛くなっちゃったら書けなくなってしまいそうで……。でも、他の人の小説を勇気を持って読んでみようと思います。うた子さんの言葉、とても嬉しかったので。ありがとうございます。

 

 他の人が読まれている理由が多い文字数で、貴方が文字数が増やせない(増やす努力をしたくない)のなら、パッケージや見せ方を工夫する方向に舵切りした方がよさそうですね。

私だったら今まで書いた4000字の小説たちを傾向ごとに「短編集」として~10作ずつ位でまとめますね。

パッと見~4万字程度のボリュームの作品になり、長文を読みたい層のクリックが期待できます。また、昔書いた作品を浮上させることが出来、新規読者を獲得できる可能性があるので…。

私だったらこうするかな~程度の考えなので、作品作りの方面で努力をしなくても、パッケージや見せ方の工夫は、考えれば考える程まだまだ沢山あると思います!

まあこれは徒労に終わるかもしれないですけれど、現状を打破したいのならば行動するのが一番いいと思うので….。