ウタチャンホムペ

たまに質問に答えたり、絵を描いたりします。リンクフリーです。いつもはここにいます→ツイッター@uta914

【追記あり】自分より後からジャンルに来た絵ウマに嫉妬してしまう。

うた子さんこんにちは。私は二次創作をするオタクなのですが、後から自分より上手な方が同ジャンル同カプの創作を始められると、自分の創作する意味ってなんだろう…もっとうまい人がいるのだから私が創作する意味なんてないんじゃないかと考えてしまい、虚無になってしまうことがあります。


ジャンルに人がいなかったときには見てもらえていた私の創作物が上手な方が来てから見てもらえる数が減ったような気がして、私の創作物は人がいなかったから見てもらえていただけで、みんな他の上手い方が来たらそっちの方に行ってしまうんだなあ〜と思うこともあり虚無です…


ジャンルで創作される方が増えるのはとても嬉しいことなのですが、虚無を感じることがつらいです。

 

私たまに友達とニコ生で作業配信やってるんですけど(そんで、拍手に来たおたよりを読む)この間の作業配信で似たような質問が来たんです。「自分より後からジャンルに入ってきた絵ウマに嫉妬してしまう。ジャンル移動してほしいと思ってしまう」みたいな質問。

私は、自分が好きな性癖(A)を描いてくれる人がジャンルに来てくれたら、とっても嬉しいな…と思ったので、その感情はわからないって言いました。

そうしたら、ニコ生のコメントで「Aを描いている人が900人来たら、自分が埋もれて見られなくなっちゃう」て教えてくれた人がいて、たしかに900人来たら不安になるかも!?と思いました。私は私の好きなAがとってもニッチだから、新しい人が来ることが稀だから、この気持ちがわからないんだろうな。でも頭では理解したぞ。と納得しました。

で、貴方の質問が届いて、私はびっくりしました。

驚き① 質問者さんは「上手な方が来てから見てもらえる数が減ったような気がして」一気に押し寄せた900人じゃなくて、この口ぶりは明確な1人に対して言っている!私の理解とは違う!

驚き② 配信で来たのとほとんど同じ質問じゃん!そんなにメジャーな感情なの!?

 

で、私が何故この感情をわからないか?そこを突き詰めれば、質問者さん(たち)は楽になるかもしれないな。と思い、配信を聞きながら、わかるわかるとツイッターで言っていた友達(たち)に、その感情が解るって、どういうことか?詳しく聞いてみました。

 

・もし絵うまが私の描きたいもの(見たいもの)をさらに上手に描きあげようもんならそっちのがいいに決まってる…という描く前からの敗北感がある。

 

・全国大会優勝者が突然トーナメント表に出てきて自分と当たる!って思っちゃう。(同じ土俵に立っている)

 

・2次創作は戦いであり数取り合戦。自分が描けたらいいで終われない、見てもらえなきゃ意味ないと思ってる。

 

・私の解釈が一番だからみんなに降伏して欲しいのに技術がないからそれができないのわかってて虚無になる。

 

・絵にどっちのが上手いとか順位つける感覚が無いと、わからんのでは?

 

・自分はカニカマなのに、カニが同じ値段で出てきたら皆カニばっか食うに決まってる

 

…というようなことでした。 

これは私の友人の気持ちなので、質問者さんは「違う違う!そうじゃない!」って言うかもしれない。

でも私はめちゃくちゃハッ!!としました。

私は同人を戦いだと思ってないから解らなかったんだ…!と。

でも、私が急に「同人を戦いと思え!」と言われても、そういわれましても…となるのと同じように、「同人を戦いと思うな!」と言われても、そういわれましても…になるのかもしれない。特に、戦いとは急にやってくるものだけれど、平和は徐々に訪れるものなので…。

平和な環境を探して、そこに身を置いて、これは戦いじゃない。戦いはもう終わったんだ…って思えるようになれば、楽になるのかもしれない。そもそも戦いだと思っていなかったら、見当違いでごめんね。戦いだと思っていますか?

でもそれってやっぱ、むずかしいよなあ…ランボーも「何も終わっちゃいない!」って言ってたし。

でもさ、やっぱカニカニカマもどっちも美味いし、どっちも食べるよ。カニカマの方が好きって人もいるし、それにカニにはないカニカマの良さがあって、そこは追及できるじゃん。賞味期限が長いとか、カロリー控えめにできるとかさ…。

 

【追記】

その後こんな拍手が来ました。

うた子さんこんにちは!後から来た絵馬に嫉妬してしまう話、とてもわかります。

私も自分の存在がもう必要ないんじゃないかと落ち込み嫉妬します。質問者さんに当てはまるかわかりませんが、それは自己肯定感の低さからくるものじゃないでしょうか?

また、自分と絵馬(他人)を比較しているようでそうではなく、逆に同一視しているからそんな現象が起こるのかもです。

どんなに他人が絵馬でも、その他人のせいでその時点の自分の画力や作風は何も変わらない、常に同じだと理解するといいかなと思います。他人と自分を重ねるから苦しくなるのかもしれません。

どうしても辛いなら自分の作品の状態を把握して、どこがその絵馬と違うのか分析して練習するなり努力すると気も紛れるかと思います。わかりにくい文章だったらすみません…!

 なるほど、他人を「自分の延長線上(理想の自分)」と見るからこそ、理想とのギャップが生じ、苦しむ。これはありそうです。とツイッターで言ったところ、また別の拍手が…

 

こんにちは。先日の「絵ウマ〜」に関してのブログを読みましたが、わたしにもその感覚に覚えがあります。

蟹とカニカマの例えがめちゃくちゃ上手いな〜と思いました。こんにちは。先日の「絵ウマ〜」に関してのブログを読みましたが、わたしにもその感覚に覚えがあります。蟹とカニカマの例えがめちゃくちゃ上手いな〜と思いました。

カニカマは確かにカニカマで美味しいし、すぐ手に入るから使い勝手もいい、カニカマはカニカマで良いところがあるかもしれない…けれど、絵ウマが来た途端、自分のいるところは高級ビュッフェ会場になるんです。

何万も払って高級ビュッフェに来たのに、カニカマと蟹が並んでいたら、誰もカニカマなんか取らないですよね。

むしろ、「なんでカニカマなんて置いてるんだ」と怒られそうな気すらします。直接言われなくても、なんとなく居づらい空気はあると思います。誰も取らないのにどんどんカニカマだけ追加されていったら「蟹を出せ!」ってなりますよね。そういう感覚です。

それで言うと、「戦場」という表現も的確な気がします。絵ウマに勝負を叩きつけられた訳でもないのに、「私の居場所がなくなる…!」と防衛本能で勝手に戦い始めてしまうのかもしれません。私も絵ウマに関してモヤモヤしていたので、カニカマの例えがめちゃくちゃ上手くてなんとなく自分の置かれた心境を把握できました。例に挙げた方に拍手したいです。

あと、私の場合、他人の二次創作をほとんど読みません

なので、同じカプ界隈に絵ウマが来てくれることに何のメリットもないのです。

言うなれば絵ウマはカニカマリピーターに「本物の蟹」を知らしめる存在なので、敵なのです。

何故なら私の解釈が世界で一番正しい、私の話が面白い、と思ってるからかもしれません。けれど、実際みんなが喜んで見るものはやはり絵ウマの作品……そういうギャップも苦しいです。(これに関しては、うた子さんが過去のブログ『私より絵が下手なのに私よりいいねがつくのが悔しい…』というような記事で、『あなたは絵の正確さを求めている、その人の作品は別の点で評価されているのかもしれない。その人の作品を研究するのも手……』というようなことを書かれていたと思います。この記事で『絵が上手い=魅力が大伝わりやすい』から評価されやすいんだなぁと自分の中で納得しました)


絵ウマが評価されるのが嫌、というよりは自分が評価されてないことが相対的に分かってしまうから嫌、なのかなぁと思っています。長文失礼しました。

なんてわかりやすい!目からうろこがぼろぼろと。カニを食わないカニカマ側からの意見。(私はカニカニカマも食うカニカマ)カニの出現により、自分の作品の質自体は変わらなくても、場が変わる、ビュッフェの客の舌が肥える。という意見なんですね。でもカニ目当てで来た客が、おっカニカマっつって、カニカマも食うかもよ?カニカマは美味いので。

ちなみに、拍手内で出てきたのはこの記事ですね。

 

あと

 うた子さんこんばんは。絵うまの件です。

私も自分で納得できるわけではないので外野の考察にすぎませんが、気にされてしまう方は考え方が商材的なのではないでしょうか?

自分のいる業界に大きな資本力を持つ会社が参入してきた、既存顧客は一定の割合でしか増えないため、パイの奪い合いが起きてしまう、という心配かと感じました。

実際には同じサービスや商品を提供しているわけではなく、市場を奪い合っている関係ではないため気にする必要はないと思うのですが、同じジャンルという部分を同業他社と感じられているのでは……解決済みの話題でしたり、見当はずれでしたらすみません。

私もしばらくどういうことか悩んでいます。

 

 

このカニカニカマ論、考え方が商材的というか、商業的というのはすごく感じていて、「オリジナル向いてそ~~~」て思うんですけど、でも「オリジナルやったら!?」ていうのは、きっと超!検討はずれな回答なんでしょうね…このジャンル、このカプで勝てなきゃ意味ない!みたいな…?

 

過去に自分がしていたことを他人に注意する人に納得いかない

うたこさんこんにちは。


私がフォローしている方がLGBT表現についてリプライでホモというのは差別です!直してください!と注意されており、なるほど私も気をつけよう思っていたのですが、注意した方の過去ツイートで検索をかけると【このCPはホモではない!】とか【ABのホモ読みたい〜!】と呟いていらっしゃって、過去の発言(3年ほど前です)といえど注意する側の人間が過去そういう発言をしていた‪ことで最近の流行になっているだけでマイノリティをファッションのように扱っているように見え納得がいきません⋯。


そういった方が言葉狩りをして好きな作家さんにリプライを送るなら自分の方を直せと思ってしまいます。

 

続きを読む

リクエストして完成した作品が地雷だった

 うた子さんお疲れ様です。困ったことがあり相談させて下さい。

とある方が、カプとお題だけを提示するリクエスト募集されていたのでリクエストしました。作品が完成し拝見したところ自分の地雷があり固まってしまいました。

お礼を言わなければと思うのですが地雷内容がちらつき「ありがとうございます」の一言しか思いつきません。リクエストしたのにスルーするなんて失礼だと思うのですが、どうすれば良いか検討がつきません。うた子さんだったらどうされますか?

 

「人が自分になにかをしてくれたこと」と「それが自分にとって好みじゃなかったこと」って別問題かな~て思うんです。

「最近裁縫にハマってるから何か作るよ!」て友達が言ってくれて「じゃあポーチ作って!」てリクエストしてそれが嫌いな色だったからって、お礼を言わないのは違うんじゃない?みたいな…

(色と地雷じゃ、話が違う!なんて思わないでほしい。特定の色が怖い人だっているので。人によって好き好きが違うという意味では同じかな?と思います)

色が嫌いでも、「縫い目が綺麗だね。」とか、「お願いした通りの寸法だ!」みたいな。リクエストしたからには何か1つくらいは自分の意にかなったところもあったんじゃないでしょうか。「この世にポーチがまた1つ増えたことが嬉しい」とかさ。

お礼を言った後に、その色が自分の嫌いな色だったかどうか?を伝えるかは個人の自由かなあと思います。それが失礼になるか、ならないか。相手との関係性にもよるし、やめたら?とかは言えないです。(もし、有償での依頼であればリテイク依頼の際に必要かもしれないし)

でも、それを地雷だと相手に伝えなきゃいてもたってもいられないのなら、もしまたリクエストをすることがあるのなら、リクエスト内容の伝え方とか、いろいろ考えていかなきゃですね。

急に機嫌が悪くなる友人への悩み

①脅してくる相互フォロワーの相談とか過去に答えていませんでしょうか……?
スケブ依頼やアフターを断ったりすると、ツイッターの名前の所に怒った絵文字入れてみたり、画像ツイ消したり、pixivの作品非公開にしたり病む人がいて困ってます。

何してもその人の自由ですが、一挙手一投足でファン心を手玉に取られるようでキツいです……。


うた子さんのブログ覗いてたのですが見逃してたらすみません……。

 

②1人悩ましい友達がいます。

その子はご機嫌な時はめちゃくちゃ愉快で快活で人当たりもいいのに、仕事やら何やらで肉体的&精神的な疲労が重なると、たまたまその子が参加できなかった複数人での遊びに気がついたら「もう私はいらないんでしょ」などめちゃくちゃめんどくさい形で病んできます。

「そうじゃないよ」「ごめんね」とこちらが言うまでひたすら拗ねまくります。

この点以外はめちゃくちゃ好きなのに、この点のおかげで正直面倒でたまりません。どうせ私は1人なんだとかなんとかTwitterで呟かれては皆で介護している状態です。

距離をおきたいものの、共通の友人が多い&めっちゃ仲がいい ので、距離を置くことでその友人達ともぎこちなくなりそうで困っています。

かといってみんなにこの子のことを相談したら悪口みたいになってしまうし……と八方塞がりです。うたこさんならどうしますか?

 

続きを読む

友人がジャンル移動しそうで、寂しい。ジャンル変更を笑って見送りたい。

今回はちょっとイレギュラーで、メールで受けていた相談を「皆さんがどう思うか知りたいので、是非ブログで公開してほしい」と依頼されたものです。

なので、皆さんに読ませることを想定する文章になっていません。また、読みやすさのために、挨拶や前後のやりとりをはぶいています。

以下メールでのやりとりです。

 

現在、同ジャンルで活動中のオタク友達との関係に悩んでおります。
といいますか、同じマイナージャンルにいた友人が別のメジャージャンルに移ろうとしているのを
さみしいという気持ちではなく応援や明るい気持ちで見送るためにどう感情の折り合いをつければよいのか悩んでおります。

 

私と友人はもともと別のマイナージャンルで知り合った字書き同士でした。
今はさらにマイナーの、SNSで作品をアップして二桁反応があれば多いほうというくらい小さなジャンルにいます。
ジャンルに参画したのはここ1年ほどで、まだまだ新規ファンです。先にはまった私が友人に布教し、興味を持って貰った形です。
マイナーということもあり、供給が非常に少ないおかげか同人誌を発行すれば(といっても少部数ですが)毎回完売する程度の位置にいます。
感想もフォロワーさん以外からもそこそこ頂けるので、非常に恵まれている状況であることは重々承知しております。

ただ、私が一番大好きな二次創作作家は友人で、感想をもらって一番嬉しいのも友人なんです。

推しCPは別ですが受けが同じ(友人がジャンルで一番人気のA×B、私が二番目に人気のC×B)なため、
萌え語りやキャラ解釈が合い、イベント時は隣スペースをとったり、お互いの家に泊まったり休日出かけるくらいの仲です。
界隈でも「私さんと友人さんはすごく仲良しだよね」と言われるほどです。

 

そんな友人がここ最近、明らかに今私たちがいるジャンルに対する熱が冷めつつあり、
メジャージャンルの話題で他の方々と楽しそうにしていることがさみしくてなりません。

仕方のないことだとわかっていますので、こちらから今のジャンルの話題や、さみしいという気持ちを伝えることはしていないのですが、
やっぱりメジャージャンルだと反応がたくさんあって楽しいよなあ…と思ってしまいます。
誤解のなきように書かせていただきますが、私がメジャージャンルに移りたいわけでも、彼女が評価をされることに嫉妬しているわけでもないです。
もともととても素敵な小説を書かれる、キャラに対する愛情が深い作家ですので大勢の方から評価されるのは当然だし、
彼女が別ジャンルでもとても楽しそうに創作しているのを見ると、私も嬉しくなるというか、同じ二次創作作家としてではなく1ファンとして「素敵な作家さんですよね!」と彼女のファンに言いたくなります。
そして、友人としても大変尊敬できる素晴らしい人です。
出会ってくれたことに感謝しています。

なので、ジャンル変更を笑って見送りたい。
お互いを付き合いで縛るような同人活動は不健康だと思うので、それだけはしたくないんです。
でも同じくらいさみしいという気持ちでいっぱいです。

それとこれとは別だというのに、私自身が、大好きな今のジャンルの作品を作るのも集中できないくらいです。
少し話はそれますが、私は今のジャンルでかなり速筆なほうでして(1週間で中長編3本程度更新するくらいです/※作品数が多いこと、更新頻度が多いことが良いというわけではないです。)
一度だけ彼女に「私さんの作品が大好きだし、たくさん更新してくれるから私が書く意味はそれほどない気がしてきた」と言われたこともありました。
そのときは私が一番好きな作品を生み出せるのは友人であること、どの本も本当に宝物であることを伝えたのですが、
私が書きすぎてしまったせいで今のジャンルでの創作が嫌になったのなら、本当に余計なことをしてしまったとも思っています。

 

まとまりのない文章ですみません。
相変わらず私は今のジャンルの熱がまったく冷めず、作品を制作する頻度も若干落ちた程度ですが
今後は吐き出し用の壁打ち鍵垢でのみ活動して今のアカウントは消す、誰ともつながらないというのも手かと思っています。
おこがましいですが、彼女だけではなく、もしかすると私の更新頻度が煩わしいと感じている同ジャンル者もいるのかもしれないと思うと、
そういったネガティブな考えがどんどん沸いてくるんです。

本当はもっとたくさん書きたいし、語りたい。
でも一番語りたい人がいなくなってしまうという事実が悲しくてなりません。

 

最後になりますが、上記のくそでか自分勝手な感情を表に出さずに処理する方法はないでしょうか…。
友人が大切に思っているメジャージャンルを嫌いになることだけは絶対にしたくないなあと思いつつ、頭を抱えています。

お聞きいただき本当にありがとうございました。
お話させていただいただけで、わずかではございますが気持ちが軽くなりました。

 

これからもうた子さんの創作、同人活動のお話を楽しみにしております。
お体に気を付けてお過ごしください。繰り返しとなりますが、ありがとうございました。
(次回は同人活動の嬉しい楽しいだいすき!なお話をぜひさせてください!)

 

 

続きを読む