ウタチャンホムペ

たまに質問に答えたり、絵を描いたりします。リンクフリーです。

Aが格好よすぎる

ある漫画作品に登場するAが格好よすぎるのですが、それを伝える手段がなさすぎてつらいです。ある漫画作品に登場するAが格好よすぎるのですが、それを伝える手段がなさすぎてつらいです。
なので、この場をお借りしてプレゼンテーションをさせていただきたいと思います。
(このような形で場を借り勝手に語るのは非常に見苦しい行為だと分かってはいるのですがもう自分個人では布教に限界があるので、ここに書かせていただきます)

Aはいわゆる隠キャに該当する人格の持ち主です。
具体的に言うと、
Aが五歳くらいのころ、彼は近所の子供達がボール遊びをしているところを通りがかり、子供達がA(五歳)に向かって「入れて欲しいなら「入れて」って言えよ」と語りかけるんですが。
そうしたらAはなんと、子供達のボールを奪い、側溝に落としたのです!!!!
こんな調子で協調性のないまま15歳になった隠キャ。それがAなのです
当然中学校時代は人望ゼロです。
腫れ物を触るように扱われ、
遠巻きに陰口を叩かれていました。
それが高校に入り彼の環境は激変するのです!
Aはとある高校の新入部員なわけですが、
入ってそうそうキャプテンに「オレがついて行くにふさわしい人かどうか試させて下さいよw」「今どきの中学レベルを見せてあげますよw」と草生やしながらキャプテンを煽って勝負するのです。
その次のページでホームラン打たれるんですよ!!!!
「勝てんぜお前は」とか言って4ページくらいで吸収されたアルティメット悟飯よりも痛ましい負け方です!!!!!
(ギャラリーに「今どきの高校レベルを思い知ったか」と煽り返されていました)
これで鼻を折られておとなしく……なりませんでした!!!!
監督に「お前レフトな」ってコンバート打診されて「ふざけないでいただきたい!」とか噛みついた上に「次の練習試合完封したら考え直して下さいよ……」とわけわからん要求をします。監督に。直談判で。
突然ですが、ここでクイズです。
練習試合が始まる前にAはなんと言ったでしょう
ヒント・こいつのコンバートがかかった試合ですよ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 


正解は、「エラーなんかしたらぶっ殺す」(ライバルである主人公に向かって)
当然主人公以外の野手全員もその台詞を聞いているわけです。震え上がったわけですよ、野手全員が!
いや、普通、言う?
殺す、て。お前……?
当然雰囲気は最悪!
守備はガッチガチ!
Aに一目置いていたセンターのBさん(この漫画で一番かっこいいキャラだよ)はとくに震えました!
「Aにピッチャーをやらせてやりたい……」
とかマジメに思ってるんです。ありえないでしょ……こんなイキリキッズのポジションとかどうでもいいでしょ……。
そうしたらあまりにもいろいろ気負ったせいで情報量がオーバーフローして、
センターのBさんは簡単なセンターフライを見落としてしまうんです! というか、球飛んできて意識飛んだ的な。
そんで「すまんA!」って泣くんです。 いやどうでもいいでしょ……Aの進退とか……真面目すぎか? Bさんクソマジメか???
それでBさんの打席が回ってきて、(Bさんは一番です)二番打者のAに「もうオレの守備なんか信用できないよな」って聞くわけです。
そうしたらAはなんて答えたと思いますか???????(恒例のクソクイズ) 

 

 


「今はまだわかりません……次の守備のときBさんのとこに打たせたくねえなって思ったらたぶん信用してないってことでしょう」
普通!?!?言うか??!!? 先輩やぞ??????? こんなこと言うか??????? 頭おかしいのでは????頭おかしいよ!!!!!
そしたらBさんがここからかっこいいんだけど Aと関係ない話題なので飛ばします。
結局完封できなくてAは寮で一人泣いているわけです。
(本来は二人部屋なのですが、同部屋の一年生はAと一緒に寝たくないから、という理由で廊下で寝ています。実質的にAが廊下に追い出しています。クソ人間では?)
それで壁に貼ったでかい(A1サイズぐらいの)ランディジョンソンのポスターをビリビリに破きながら「さよならランディ……」て泣くんですよ…………!!!!
ここまでやっておきながらAが野球を始めたきっかけはランディジョンソンじゃないんですよ!!!!!! どういうことなんだ……?
そんなこんなでAはコンバートしました。
コンバートしてからしばらくはおとなしくしていました。
練習試合で「舐めたマネしてんじゃねーぞ」と切れたり打撃練習で先輩に順番譲らなかったりするけどわりとおとなしいものです。
主人公の部屋のドアに敵校のピッチャーが活躍した新聞記事貼って「よし!」とにこやかに宣言する陰湿さを発揮するけど…!!!!おとなしいですよ…。
(とある単行本の表紙を見ても分かるとおり、Aは「人の嫌がることをすすんでやる」という言葉を誤った意味で実践しがちな性格です)
Aがこんなにもやばい性格になったのには原因があります。いや、元から性格が悪い上にトラウマがあるのです。 

子供の頃のAには一人だけ友人がいました。近所に住んでいた兄貴分の子です。
その子に誘われて野球を始めたんですが、(ランディのポスターのくだりはなんだったんだよ…………)
Aはめきめき上手くなりましたし、アニキが居るときはAも比較的社交性を持っていたようです。
でも兄貴は他県の高校行って「野球これ以上上手くなんねえわ」って挫折電話をAにしてきてその直後にトラックに突っ込んで死にます。ほぼ自殺です。
Aは兄貴の死体を見てトラウマを刻まれました。
「オレも野球で上手くいかなかったらこうなるんだろうな」と思うようになったのです……。
それ以降のAは人に避けられるのも構わずひたすら自分が上手くなるためだけに野球をやっていた……というわけです。
高校の連中話が少し変わりますが、Aがいる高校の話をします。
長髪ok、買い食い買い出しok、のクソ緩い部です。
主人公がカンニングに失敗した話を聞いて「バレないようにやれやw」と笑ったり、主人公がここよりランク上の高校に誘われてた話を聞いて「オレだったらそっち行ってたわw」とぶっちゃけたり、
あけすけにものをいう雰囲気です。
さらに言うと格下の高校は必ず侮ります。そんでいいようにやられてピンチに陥ります。
もっと言うと格上の高校には卑屈になります。「あいつらは飽きる程甲子園行ってるしな……」など、「死刑執行前の死刑囚の気分」とまで言います。
つまり中途半端な自称強豪高メンタルなのです。
こんな調子で試合中もわりと雰囲気に流されて行動しています。
主人公が勝手に敵校のピッチャーのクセを敵校に開示して、先輩たちはかっとなって主人公をタコ殴りにしますが、次のページでは「逆にふっきれたわ」と言い出します。
ようするに卑屈な小物であり、尊大な強者であり、その場によってコロコロ態度が変わる校風なのです。
(敵校の監督が「イキってなかったら芳陽でレギュラーになれるわけない」と言っているからこれは作中においてもそうなのでしょう)

そんな適当極まりない連中なので、Aのことも適当に受け入れました。
面倒な性格なのはわかってて普通に話してくれるし、普通に練習混ぜてくれるし、普通に試合中相談できます。
その「普通」はAが手に入れることの出来そうになかったものなんです。


それを偶然、この高校に入って、得てしまったんのです。
でもAはこの幸運になかなか気づきません。
単行本でいうと29巻まで気づいてないです。
この漫画は30巻で終わるのでほぼほぼ気づいてないです。
クソにぶやんけ!!!!!
Aは今の境遇がたぐいまれなる幸運によるものだと29巻もかけてようやく気づく、そのような、痛みと喜びを一身にまとめあげた話なんです。


しかし、ここまで書いておいて恐縮ですが、この作品を実際に読んだら「Cさんかっこいい」以外印象に残らないと予言します。
それでは。

 

 

ここまで読んで、えっ!?作品名教えてくれないの!?てずっこけたので「エラーなんかしたらぶっ殺す」で検索したら、ジャイアンが出てくるんですが…(ドラえもん…野球漫画だったの…?)

 

よく読んでみたら「芳陽」と学校名が書いてあったので、調べたら『GO ANd GO』って漫画のことなんですね。

 

 

(この表紙の金髪の子がAですか!?)

激長拍手におののき、私1人のなかに留めて置けなかったのでみんなにシェアするね…